一気に気温も下がったせいか、衣替えの際のお手入れに関する特集がネット上でもチラホラと見かけるようになりました。
でも・・・毎年毎年手を変え品を変え・・・です。
衣類のお手入れに関して言えば、基本的な部分は変わらないとは思うんですけど。
服屋さんや服飾評論家さん達が色々とあれやこれやとお手入れ方法を毎年毎年紹介されています。
見ていると、本当に繊維の性質が分かってお話しされているのかなぁ・・・って疑いたくもなってきます。
コーディネートやウンチクには長けているのかも知れませんが・・・。
まぁ、おそらくメディアの要望に乗せられているのではないかとも想像出来ますが。
これだけ年々お手入れ方法が変わっていくって事は、実際にご家庭でお洗濯する事に無理があるって事ではないのでしょうか。
いつの頃でしょう・・・デリケートなお洋服もご家庭でお洗濯出来ると思われ始めたのは。
裏技とかが流行り出した頃からでしょうか。
でも・・・毎年新しいお手入れ方法が紹介されたり裏技だったりするって事は、それだけ簡単ではないって事です。
日常の家事の合間に出来るようなモノではないんです。
(元の状態にしなくても良いのであれば、ただ単に水洗いするだけであれば別に問題は無いと思いますけど)
ご家庭でデリケートなお洋服を洗ったり染み抜きをされるのであれば、本腰を入れた趣味の境地で取り組まれればと思います。
面倒であれば、クリーニング店に任せて下さいね。
さてさて。
衣替えもそろそろ始って来ました。
春夏物のお洋服、クリーニングのし忘れのないように。
春夏物は汗の影響を受けていますから、クリーニング(水洗い)をせずに放っておくと・・・シミが落ちにくくなるのはもちろんの事、色を変化させたり生地を傷めたりすることにもつながります。
くれぐれも、お忘れの無いように。
Wクリーニング(ドライクリーニングとウエットクリーニング(優しい水洗い)の2度洗い)の後、アイロンで完全手仕上げさせて頂いた コットン(綿)ジャケット と テンセルジャケット。