どんな作業でも、基礎部分になる下準備をしておかないと良い結果にはつながりません。
クリーニングにおいては事故の防止にもなりますし、後処理(仕上げ処理)の負担が軽減される事にもなります。
いい加減にしていると・・・考えるのも嫌になるくらいの事が起きるかも知れないです。
自分の服なら別に”縮もうが色が落ちようが洗った自分が悪い”ので何の問題もありませんが・・・僕達が洗うのはお客様からお預かりした大切な衣類です。
過保護なくらいに慎重に見極めて判断し、お手入れをさせて頂いています。
ご家庭でのお洗濯でも同じですよね。
洗う前の準備で、その後の仕上がりが違って来ます。
それに、失敗は嫌ですもんね。
やっぱり下準備は必要です。
・取り扱い絵表示を確認する
・衣類表面に付着している毛ぼこり等の処理。
・ポケット内の処理
・色分け
・機械洗いか手洗いかの判断
・色落ちテスト
・衣類に対する洗浄中のイメージ
・・・など。
次の段階で、しみや汚れの除去をどうするかになってきます。
汚れがひどいものは別に処理をしたり、しみや汚れの部分に前もって処理をしておいたり。
汚れを落とす為の下準備もあります。
デリケートな衣類をトラブル無く洗う為には、いくつもの下準備を施さないといけません。
ご家庭でのお洗濯の際にも、手間を掛けて見られてはどうでしょうか?
洗い上がりが違ってきますよ。