台風が去ってから、ホントに朝が涼しくて助かります。
日中はアイロン仕上げをしていると、やっぱり暑いですけど・・・。
でも、いう程ではないですしね。
なんとか、このままで・・・。
アクリル素材のニットアイテムで、すごくヌメリ感のあるアイテムをお預かりする事があります。
以前からマフラーなどに多かったように思っていたんですけど、最近ではセーターやニットジャケットなどあらゆるものに。
(僕が気付かなかっただけかも知れませんが・・・)
アクリルは、合成繊維の中ではウールに近い風合いを持っています。
かさ高性(ふんわりとボリュームがある)があり、かつ柔らかくて保温力もある。
その為にセーターやマフラーなど、ウールと混紡もしくはアクリルのみでウールに似せたアイテムに使われています。
でも、風合いの面ではとてもウールを真似できなくて・・・。
やっぱり合成繊維の質感が。
と言う事で、ヌメリ感を与える加工をされているのかも知れません。
で、このヌメリ感。
ドライクリーニングをするとスカッと落ちてしまいます。
でも取り扱い絵表示は「ドライ○」「水洗い×」とかになっていますし。
こんな場合は、やはり水洗い(ウエットクリーニング-優しい手洗い)でお手入れをさせて頂いています。
風合いの事などを考えながら洗う事って結構大変なんです。
失った風合いは、なかなか元通りに戻せませんので。