お客様からお預かりさせて頂きましたイタリア製高級コットン生地を使用したドレスシャツ。
「折り目を付けず、糊は付けないで欲しい」とのご要望。
本カフス使用ですがカフリンクを使用されないようですので、下ポロと呼ばれる部分も出来る限り折り目を付けないように。
可能な限り、手仕事で手間を掛けて仕上げます。
高級生地を使用したシャツのお手入れですが、僕は水洗いのみでお手入れをさせて頂いています。
通常であればWクリーニング(ドライクリーニングと水洗いの2度洗い)がベストだと思っていますが、高級生地を使用されたシャツの場合はドライクリーニングの機械力(揉み・叩き作用)すら与えたくはありません。
風合いの変化は、実際に僕自身がルイジボレッリ(LUIGI BORRELLI)やギ・ローバ(GUY ROVER)等をWクリーニングをし着用して感じた事です。
ですので、僕がお預かりさせて頂きました高級生地を使用したシャツのお手入れは水洗いオンリーです。
その水洗いですが、もちろん手洗いです。
手洗いと言っても、クリーニング屋さんによっては機械を使用しても「手洗い」と言われている様な所もある様ですが・・・。
僕の手洗いは「漬け込み洗い」です。
洗浄液に漬ける(30分程度)洗浄方法です。
淡色系には漂白剤も使用します。
生地に影響を与える様な酸化力の強い漂白は行いませんので安心して下さい。
色合いの深いカジュアルシャツの場合は漂白剤は使用しません。
(必要ありませんからね)
仕上げはもちろんハンドアイロンによる手仕上げ。
仕上げ馬を駆使して立体的に仕上げますj。
糊は基本的には付けません。
よく「衿・カフスのみ糊を付ける」と言われますが、実際にはその必要はありません。
糊を付けると汚れ落ちが良くなるとも言われますが、効果の程はさほどありません。
細い糸を使用していると生地的には頼りなく感じられるかも知れません。
しかし、品質の良い生地であれば細い糸をしっかりと織り込んでいる(打ち込みがしっかりしている)のでしなやかさを持ちながらハリ感もあるという独特の質感が生まれます。
ですので、そういう品質の良いコットンやリネン生地の場合は糊は必要ありません。
と、これは僕個人の感覚による意見ですが。
人それぞれに好みはありますので硬い風合いがお好みの方もおられるでしょうし。
その場合はお伝え下さね。
衣服、素材の変化を感じながら、イメージしながらお手入れをさせて頂いています。
さぁ、いよいよブラジルワールドカップ!
1ヶ月間、楽しませて頂きましょう!
明日は寝不足だ。
そして、頑張れ日本!!!