ようやく暖かくなり、冬物のお洋服もクリーニングに出されるようになりました。
これからの季節、色々と忙しくなりますので手間のかかる事もついつい忘れがちになるようです。
衣替えも「後に・・・」と先伸ばしていると・・・いつの間にか忘れてしまって。
という方も最近は少なくありません。
お洋服の状態を考えると、やはり「シーズンオフにはクリーニングをしてから収納」して下さいね。
来シーズンも着心地良く、良い状態で楽しむ為にも。
さて、衣替えのシーズンにお預かりさせて頂くお洋服を拝見していると・・・「状態が酷い・ダメージを受けている」と感じるものがあります。
取り扱い方(着用や保管状況など)の影響もあるかとは思いますが、どうもそうではないようなお洋服も。
お手入れ(クリーニング、家庭洗濯)の方法が悪い為に、ダメージを受けているように思えます。
デリケートなお洋服は、ご家庭でのお洗濯では無理な部分もありますので、クリーニングをご利用頂くのがベストです。
ただ・・・そのクリーニングにも色々なお店があります。
前述のダメージを受けるような扱いやクリーニング方法をされているお店もあるようです。
生地が毛羽立ったり、毛玉が出来たり、繊維くずが絡んだり。
色合いが薄れたり、シワが入っていたり。
そんな状態になっているお洋服も見受けられたりします。
状態を改善させる為、キレイにする為にクリーニングを利用するのに・・・キレイになるどころか状態を悪化させてしまっては悲しいですもんね。
先日も「ラベンハム(LAVENHAM)のウールキルティングジャケットの生地がクリーニングで毛羽立ちを起こしたので修正出来ないか」というご依頼がありました。
色々と試みましたが・・・元の状態には戻りませんでしたが・・・。
お気に入りのお洋服が無残な姿になってしまったら本当に悲しいですもんね。
適切な方法でクリーニングをすれば、生地は傷みませんよ。
クリーニング店選びは慎重に行ってくださいね。