ウール毛布を水洗い(ウエットクリーニング)中です。
クリーニングに出されてから一度も使っていないのに「身に覚えのないシミがある・・・」とお客様からのご依頼で。
ウール毛布ですのでドライクリーニングされるのが通常のクリーニング方法です。
もしかすると、そのドライクリーニングの洗浄工程に問題があったのかも知れません。
しっかりと汚れを落としていなかったのかも。
詰め込み洗いなどをしてしまうと、ウール毛布のように吸湿性の優れた大きなアイテムであれば正常なクリーニングは出来ません。
ドライクリーニング溶剤の状態が悪いと逆に汚れが付着してしまう事も・・・。
今回はウエットクリーニングをさせて頂きましたが、問題無くシミも除去出来ました。
手洗い(漬け込み洗い)なので大変ですが。
画像は最終濯ぎ工程です。
二層式洗濯機を使用していますが、機械力(洗濯機の回転力)は使わずに「漬け込み洗い」です。
僕の”手洗い”とは「漬け込み洗い」の事です。
「漬け込み洗い」とは、文字通り「洗浄液中に漬けておく」洗浄方法です。
CMなどを見ていると、手洗い=揉み洗いと思われている様にも思いますので。
昔も今も、言葉の意味が違って伝わっていっているようです。