何でもかんでも

いよいよ7月に入りました。

 

今年も折り返し。

 

と同時に、節電も本格的にスタートみたいですし。

 

 

この間、とある会議に出席した帰りにショッピングモールにある服屋さんへ(セールなので)ちょっとだけ寄り道しましたが・・・かなり暑かった。

 

見ているだけで汗だく。

 

長袖シャツを着ていたものですから、余計に汗だく。

 

考えモノです。

 

 

汗をたっぷり吸いこんだ衣類は、やはり水洗い(Wクリーニング-ドライクリーニングと水洗いの2度洗い)が一番です。

 

安全に適切に汚れを落とす事が出来ますから。

 

ただ、水洗いは後処理が大変なんです。

 

手間をかける事と技術力が出来なければ、良い水洗いは出来ません。

 

 

でも・・・何でもかんでも水洗いをオススメする訳ではないんです。

 

水の影響を受けてしまうと型崩れや色落ちの可能性があるお洋服の場合は、やはり避けたいものです。

 

 

全体的にすごく汚れていたり、水溶性のシミが付いていたりする場合であれば、リスクの高いお洋服の場合であっても水洗い(Wクリーニング-ドライクリーニングと水洗いの2度洗い)をさせて頂く事もあります。

 

でもデリケートな衣類の場合であれば、生地や染色の状態も良く、なおかつシミや汚れも無い場合であれば別に水洗いをしなくても構いません。

 

水洗いをする事によって、型崩れや色落ち・変化が生じてしまうともったいないですから。

 

そのような場合であれば、適切な状態のドライクリーニングで安全にお手入れをする事が1番です。

 

 

当店は水洗い(Wクリーニング-ドライクリーニングと水洗いの2度洗い)を基本洗浄としていますが、何でもかんでも水洗いをする訳ではありません。

 

ご依頼頂いたお洋服の性質をしっかりと見極め、水の影響を受けた場合にどう変化するかなど洗浄時のイメージを考えながら判断致します。

 

また、水の影響を受けて型崩れした場合にアイロン仕上げでどこまで復元出来るのかも。

 

表生地と裏生地の収縮率の違いによる型崩れや、素材による型崩れ。

 

また、濃淡色の配色を使ったデザインのお洋服など。

 

何でもかんでも 『 水洗い 』 がベストのお手入れ方法ではないんです。

 

 

お客様のご希望が 『 水洗い 』 であったとしても、当店ではお洋服の状態やデザイン・素材を見極めたうえで 『 ドライクリーニングのみ 』 のお手入れが最適だと言う事を申し出る場合があります。

 

それでもどうしても 『 水洗い 』 が良いという場合は、リスク面をご了承して頂いた上で 『 水洗い 』をさせて頂きます。

(出来る限りリスクを少なく、そして元の状態に復元出来るように丁寧に手間をかけさせて頂きます)

 

 

「水洗いを基本洗浄としたクリーニング店」と謳っておきながら妙な話ですが、ご理解して頂きますようよろしくお願い致します。

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