このふた月程の日曜日は自宅に籠もりっきり。
先日の日曜日は少しだけアイロン仕上げを。
Wクリーニング(ドライクリーニングと水洗いの二度洗い)をさせて頂いたINCOTEXウールパンツを仕上げました。
インポートブランドの裏地や芯地は水洗いをすると凄く縮んでしまいます。
日本国内ブランドやテーラーメイドではあまりそういう事は無いのですが・・・。
感覚の違いなのでしょうかね。
あくまでも着心地重視という事なのでしょうか。
ですので、縮みが生じた裏地や芯地を元の状態に出来る限り近付けます。
INCOTEXのノープリーツパンツの場合はフロント部分の裏地がタイトで、縮んでしまうと表生地にも影響を与えてしまいます。
ですのでフロント部分の裏地も出来る限り伸ばして修正します。
INCOTEXのクリースラインは一番上まで入っていますので出来る限りギリギリまでプレスします。
ヒップのクリースラインも同じ位置に来るように。
ラインもなるべく消えにくくなるよう入念にプレスをしています。
入念にと言ってもウール生地の風合いは保ったまま、丁寧にプレスをしていますよ。
機械仕上げではなく、ハンドアイロンでの仕上げですのでクリースラインの持ちも違います。
生地全てにアイロンを入れていきますので立体感がありハリ感も出ます。
秋冬物ウールパンツやコットンパンツもワンシーズン着用すると結構汚れていますし、生地も風合いが損なわれている場合があります。
シーズン終わりのクリーニングの際には水洗い(Wクリーニング(ドライクリーニングと水洗いの二度洗い)がオススメです。
スッキリと汚れを落として来シーズンも気持ちよく着用して下さいね。