ハイエンドブランドや高級生地を使用したドレスシャツは水洗い(漬け込み手洗い)のみでお手入れをさせて頂いています。
機械(ドライクリーニング機や水洗い機)を使用してのお手入れはしていません。
デリケートなドレスシャツ生地には負担を掛けたくはありませんので。
機械による洗浄での揉み・摩擦作用は生地への負担となると考え、水洗い(漬け込み手洗い)のみでお手入れをさせて頂いています。
しかし・・・ただ単に水に漬けておくだけでは汚れは落ちません。
ですので、あらかじめ汚れを落としやすくする一手間を加えています。
ササラやブラシなどでブラッシングする事は生地への負担・損傷を与える事になりますからね。
薬剤を塗布し時間をかけてじっくりと汚れを浮上があらせて、漬け込み手洗いでも落としやすいようにしています。
薬剤を塗布し時間を掛けて汚れを浮き上がらせます。
あらかじめ汚れを落としやすくした後、水洗い(漬け込み手洗い)のみでお手入れ。
じっくりと時間をかけて洗浄した後は、やはり時間をかけて細部にわたり手間をかけてアイロン仕上げをします。
フェイスブックの方にも投稿しましたが、ボタン側の前立て裏生地も仕上げ馬の淵を使って細部までアイロンを入れます。
全てにアイロンを入れないと元のシルエットは復元出来ないと考えていますので。
もちろん地の目を意識しながらのアイロン仕上げです。
ブランドネームの収縮も修正しておきました。このように、ハイエンドブランドや高級生地を使用したドレスシャツのお手入れには細心の注意をはらい手間暇をかけてお手入れをさせて頂いています。