ネクタイのアイロンがけ

昨日、昼過ぎから所用で出掛けていましたので今日は夕方まで仕事。

その後、選挙に。

桜を眺めながら、投票所まで向かいました。

 

今日はネクタイのアイロンがけのコツを。

ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)のネクタイをドライクリーニングさせて頂きました。

ノットの部分がちょっと生地寄れしています。

軽い生地寄れですので、アイロンで修正しましょう。

 

ネクタイのアイロンがけの際は、スチーム(蒸気)は厳禁です。

上質の絹(シルク)生地を使用されている場合は特に。

アイロンの熱だけで生地を戻していきます。

軽く生地表面に当たる程度のアイロンがけ。

それだけで十分戻りますので。

 

修正後です。

押さえ過ぎて芯地をペチャンコにしたり、縫い代のアタリを出さないように慎重に。

以前の記事にも書かせて頂きましたが、シルクネクタイは基本的にアイロンがけは不要です。

(丁寧に洗う事が必要となってきますけど)

繊細な生地ですからね、それに芯地への影響もありますから。

でも、ノット部分などに関しては生地の歪みが出ている場合がありますからアイロンがけが必要になります。

 

ただ・・・生地の歪みがキツイ場合はちょっと荒めの処理をしないといけなくなります。

ですので大切なネクタイであれば、外した後は生地が歪んだままの状態で放置せずに元の状態に戻してあげて下さい。

歪んだままの状態で着用し続けると慢性化して状態がひどくなりますよ。

 

デリケートなアイテムは、着用後もケアをしてあげてください。

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